今回は、筆者がどのようにイヤホン沼の住人となったかを説明していきたいと思います。
男は誰でも収集癖があるとか言われますよね。
筆者も子供の頃からテレビや近所の友達に影響されたりして様々な物を取集してきました。
その筆者の収集癖をあるきっかけが呼び起こすこととなり、今ではどっぷりイヤホン沼の住人となりました。
それは、10年前くらいに会社への通勤をマイカーから徒歩に変えたことです。
マイカー通勤ではイヤホンを使用する機会がないので、それまで所有していたイヤホンは家電量販店で購入した1千円くらいの安物で音質にはこだわらず、とにかく聴くことができれば何でもよいと思っていました。
昨今は安くても良質のイヤホンはたくさんありますが、当時は価格相応で安いものは音質も期待できないものでした。
通勤を徒歩に変えるとただ歩いているのは退屈なので、やはり音楽を聴きながら歩きたくなりますよね。
最初はこれまで所有していた安いイヤホンを使用していましたが、ケーブル内で断線しかかっているのか音飛びするよう感じになったので、新しく購入しようとアマゾンや楽天市場などで検索していた時に「マツコの知らない世界」にイヤホン専門店(e☆イヤホン)の方(イヤホン王子 こと たっくん)が出演していたことが脳裏によぎり、その専門店のWebサイトを訪れたことが運のつき
国内メーカー品のみならず海外メーカー品も豊富に品揃えされていることに感動すら覚えて、ほとんど知識の無い筆者でしたが、夢中でイヤホンを選ぶことになっていました。
その「e☆イヤホン」では新品だけではなくて、訳あり品や中古品も取り扱っていて、かなりの時間を費やして欲しいイヤホン10点まで絞り込み、更にそれぞれ使用レビューなどを確認しながら、3点までに絞り込んだまではよかったが、そこからがたいへんでした。
少し高くても良いイヤホンを買おうと思ってはいたものの、5千円までくらいと思っていたが3点ともに予算オーバーであり、またどのイヤホンが良いのかを決める決定打が見つからなかったからです。
どれも高評価であるが、イヤホンによって特長が違って、何を優先したらよいのかを見つけられずにいました。
その3点とは、
SHURE SE215SPE-A(中古品) 7,690円(当時の価格)
Beats by Dr.Dre TOUR2(中古品) 10,000円(当時の価格)
OSTRY KC06A(中古品) 9,000円(当時の価格)
最初にe☆イヤホンで検索してから1ヶ月近く悩んだ末に出した答えは3点ともに購入でした。
個別のレビューは別途出すとして、簡単にそれぞれの傾向はというと
■SHURE SE215SPE-A
「SHURE SE215SPE-A」はとてもクリアな中高域と程良い低音で、どんなジャンルの音楽にもマッチしていると感じました。
今ではSHUREのロゴが擦れて消えかかってしまっていますが、4.5mm5極のAZLA製ケーブルにリケーブルして使用しています。
4.5mmは音の分離が高まって、よりクリアな高音質となりました。
「Beats by Dr.Dre TOUR2」は低音が強めな音で、ロックなどのジャンルに合っているという印象です。実際ライブ音源などを聴くととてもノリノリな気分になれると思います。
「OSTRY KC06A」はどの音域も平均していて、良い意味で主張がなく、聴き疲れしないというのが印象的でした。
結論ですが、5千円の予算が2万円近くとなってしまい、3点も購入することになりましたが、非常に満足でした。
というのがあって、イヤホンによって音質がちがうということと、安いイヤホンでは味わえなかった高音質に完全に引き込まれたということです。
家電量販店では視聴できるイヤホンは限られていますが、「e☆イヤホン」では中古品も含めてすべてのイヤホンが視聴可能なので、休日は食事することも忘れて1日を過ごすなんてことをいまだに行っている筆者であります。
次の機会では、DAP(デジタル・オーディオ・プレイヤー)についても書きたいと思います。